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  • 執筆者の写真Yuzi Hayashi

ニドム

更新日:2021年10月20日



見た目にも美しく、美味しい焼き菓子が評判のニドムは、河野時人(ハルト)さんと河野きょう子さんご夫婦の工房です。以前は別府に店舗があって、とても評判の高いお店でした。ご存じの方も多いはず!


お野菜本来の美味しさを知ってほしい



ニドムが提供しているのは、ビーガン(肉、卵、乳製品等を一切使わない)お料理や焼き菓子。自分自身がビーガンというわけではなかったけれど、現代の人たちがお肉を食べすぎているなぁと感じていた時人さん。九州に来て、お野菜そのものの美味しさに驚いたそう。お肉を使ってしまうと、せっかくの美味しいお野菜の味が全部お肉の味に染まってしまう。お野菜だけでも、こんなにおいしいお料理ができるんだよ って知ってほしくて、ニドムではビーガンのお料理やパン、焼き菓子を提供しているのだそうです。

 私もニドムの素材を活かした優しいお菓子の味と、香りが大好き!そして丁寧に作られたお料理の1つ1つに、いつも思わず「わぁ!」と、手を合わせていました。

今は実店舗がないのが残念!

土に根差した暮らしを目指しながら、おいしいものと楽しいことをつくる活動



 もうお店はしないのですか?と聞いた私に、お店がある時は、かなり忙しくて自分にも余裕がなかったし、子どもにも負担をかけてしまってたんだよね。今は自分たちが無理せず、暮らせる最低限の活動がちょうどいい」と話してくれました。

 わかる。だって時人さん、今とっても楽しそう♪

 今、お二人はニドムとは別に、MINTAR(ミンタラ)という名前でも活動中です。毎週土曜日の夜にネットラジオでカルチャー番組をON AIRしたり、リアルなイベント作りや雑誌作りなども進行中。そのどれもが、その人がよりよく生きるヒントなどを提案していて、日々の暮らしをハッコウ(発光とか発酵とか)させてほしいという願いが込められたものです。ラジオミンタラは、ぜひ、聞いてみてほしいです。

ちなみにニドムもミンタラもアイヌ語で、ニドムは森、ミンタラは遊ぶ庭という意味なのだそうです。それを聞いた時私の頭には、光が射す森の中で、おいしいものにつられた笑顔の人たちがお茶をしていて、その庭や集う人の頭の上をコロボックルが飛び跳ねてる気持ちのいい光景がしっかりと浮かんできました。


https://www.nidom.jp ホームページも見てみてくださいね。

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